フランス旅行2014 <1> 旅立ちの経緯とか手配とか
まずは2014年の秋、初めての一人旅について
前回行ったのは2011年だったので3年が経ち、その間に転職もし、仕事にも慣れた頃、そう、あれは2014年の夏ごろ。
当時の上司に「いつ頃休みもらえますか~?フランス行かないと死んじゃう~!」と冗談交じりに言ったところ、すぐに有休の取れそうな時期の見当を付けてくれ「11月なら大丈夫!」とどどーんと許可をいただいたもので、後に引けなくなったという←
まさか本当にもらえるとは思っていなかった長期休暇。
行くしかない。
誰と?
誰と行くの?
誰もいない?
そう、ならば一人旅。
よくよく考えたら国内ですら一人旅なんてしたことなかったのに(現地集合現地解散の舞台鑑賞とかならしたことあった)、突然の海外一人旅。
行ったことのあるフランスとは言え、いま思えばよく一人で行ったなぁ、と。
なんで誰もついてきてくれなかったの?
ということでその日からフランス旅計画マシーンと化し、とにかく調べる。
計画を練る。たのしい。
前回は初めての海外旅行で何もわからなかったので旅行会社にお願いしたけど、今回は一人旅。
そう、一人旅は旅行会社で申し込むと「一人部屋代金」なるものがとられる。
けっこうとられる。
そのうえ私が今でもよく参考にさせていただく旅行会社は出発の1週間前くらいにしか宿泊ホテルがわからないときた。
つらい。やだそんなの。
バスの時間まで調べ上げて綿密に計画を立てることに至上の喜びを感じる私にとってそんなの耐えられない。
なのに高くとられる。やだ。
どうせおんなじ高いのなら、全部個人手配したらいいのでは?
と思ったかどうかは約5年も前の話なので記憶が定かではなく、でもとりあえずすべて個人手配でととのえていくことにした。
個人で手配する
<飛行機>
エールフランス一択。
前回カタール航空で行った時、おそらく日本人CAさんもいたと思うんだけど、私たちのエリアは外国人CAさんで英語対応。
英語しゃべれない。英語わかんない。英語こわい。
飲み物はひたすらオゥーリンジジュース、プリーズ!とオレンジジュースを頼み続ける。
何回目かの時、「そこにあるでしょ!」とテーブルを指さされ。
機内食のトレイにすでにのせられていたオレンジジュース。
もう頼むものが無い。
そんな英語恐怖症に陥って、パリに着いた頃にはすっかり疲れていた可愛い私。
もうあんなのやだ。
そして乗り継ぎ時間に一人で退屈するのも嫌だったのと、やはりフランスに行くなら乗った時からフランスが始まる方がいい…!ということで、今回はじめての憧れのエールフランス。
サービス云々とか機材云々とかエンタメ云々とか機内食云々とかそんな口コミ気にしない。機内に入ったとたんフランスが感じられるあの興奮は何物にも代えられない。
なのでスマホにアプリを入れサクサク検索&購入。
12:20関空発-17:00パリ着
13:35パリ発-9:10関空着
関西発着の直行便はこの一択しかないってのもまぁありますが。
関西からも日系の直行便が出ていたら、一瞬は揺れるかもしれない。
当時のメールを確認すると
運賃:60,000JPY
税金・サーチャージ:61,120JPY
なんと税金とサーチャージの方が高い。
初めてのことで当時は全然わからなかったけど、これ結構。。。
ここ最近で調べても、運賃の方が安かったことはないなぁ…
まぁでもひとまず飛行機確保!
<ホテル>
Hôtel Grenelle(ホテル グルネル)
15区にあるホテルです。Booking.comから手配しました。
ここを選んだ理由。
それはエッフェル塔がお部屋から見えるから!
なんせ時期は11月。
夕方頃には暗くなる。
なんだかんだで女子一人旅。
夜遅くいつまでも悠長に出歩くわけには行かない。
早めの帰ホテル。
せっかくのパリ。
お部屋に戻ってからも楽しみたい!
エッフェル塔が見たい!!
エッフェル塔が大好きなの!!!←ほんとに
という理由で必死にホテルを探し、突然の一人貧乏旅の予算でも耐えうるような価格帯のホテルということでここになりました。
実際のホテルの様子はおいおい綴っていきますが、結果的に大正解でした。
大満足というか。よかった記憶しかない。
シングルルーム エッフェル塔ビュー5泊:€525
この時たしか1€=¥140くらいしてたからけっこうな額だけど(←財政状況が知れる)、立地やその他もろもろ考え合わせても本当に良い選択でした。
当時のメールを見るに、念押しで「エッフェル塔の見えるお部屋希望です」と書いていたようです。
たしかレビューに「エッフェル塔ビューで予約したのに見えなかった」というのがあったように思うので、それででしょうね。必死ですね。
<その他>
・海外旅行保険:¥2,160
・wifi:¥5,880
そういえば、一人旅できっと誰かに撮った写真をすぐに見せたくなるだろうなぁって思って、wifi機能付き(って言うの?)のデジカメ用SDカード買ったなぁ。時代やねぇ…
CDG~パリのホテル間はロワシーバスと路線バスを使うのに、なぜ勝手もわかってる、言葉も通じる日本で自宅~関空直通の交通手段を使うんだっていうのはいつも思うんだけど、日本の公共交通機関は大きなスーツケースを持って乗るの、気が引けるんだよねぇ…
今でこそ京都も外国人観光客が激増して、そんな人いっぱい見かけるけど。
あとはフランスに行ってからの苦労は全然いいけど、行く前にしんどい思いしたくないっていうよく分からん理由から、自宅~関空間は毎回シャトルを利用する我が家。
大枠の手配はすみました。
さてこれからが本番。
Google MapやGoogle Earth、ストリートビューを駆使し、バス停の細かな位置まで調べ上げ、練りに練った計画を作る楽しい時間が始まります。